男性不妊の原因が染色体異常である場合、男性の年齢によって体外受精できるかどうかの判定が分かれるのだそうだ。
およそ35歳までであれば、8割近くの男性が精巣から精子を採取できるそう。このことから、染色体になんらかのイレギュラーを抱える男性は、その年齢に達するまでに精子を採取して冷凍保存しておけば、将来的に〝そのとき〟がくれば、顕微授精により体外受精の可能性が高まる。
妊活とは女性ひとりで頑張るものではなくて男性と共同で取り組むイベント。同時に、結婚する前から〝妊娠できるかどうか〟とか〝ふたりに赤ちゃんが授かれるか〟などの約束は取り付けられない。当たり前だけど……
いろんな意味で、結婚する前から妊娠という男女共同のライフイベントに対して自分には問題があるかどうか? の自分知識は必要だと思う。
日頃、健康だから…遺伝的にも不妊の個性は持ち合わせていない…などなど、人はもしかしてのリスクから目をそらそうとする傾向にあると思います。
世の男性方には若いうちに泌尿器科を予防受診してほしいと思います。
女性は35歳を過ぎると高齢出産となり、妊娠出産でいろいろリスクがともなうと言われますよね。それは、女性の卵子が生まれながらに出来ているものであり加齢とともに老化していくから。対して、男性は常に新しいものが作られて行くので、男性には妊活の年齢制限が無いというイメージがありました。
この場合は染色体異常による男性不妊症の話ですが、男も女もやはり同じ人間なのだなあと、妙に納得する話でした。
そういえば男性不妊の原因のひとつに、大人になってからのおたふく風邪がありますよね。おたふく風邪のウイルスって、耳の後ろのところのリンパと睾丸に取り付くんだそうです。なので……赤ちゃんを望む既婚男性はもちろん、おたふく風邪になった記憶がない独身男性にも、是非、おたふく風邪の抗体検査をして予防接種することをおすすめしたいですね。
それにしても、人類の生活が豊かで便利になるにつれ、不妊の原因かも? とされる要因はどんどん増えていきますよね。この先、不妊治療が進化するのに相対して、不妊の問題をかかえる夫婦の数も増えるかもしれません。
かなり広義になりますが、今後の医療が治療よりも予防にフォーカスをあてるスタンスであるように、不妊治療、妊活においても…結婚してそうだと知ってから並々ならぬ苦労を積み上げるよりも、予防的に自分の生殖特性について知っておくことは、人生において非常に利益なことだと思うのです。