35歳で始める不妊治療のエピソードをシェアする妊活ブログ。不妊原因のない旦那とバセドウ病の嫁は、できれば自然妊娠を望みつつ不妊治療を開始した。周りが産み始める焦り、親族からのプレッシャー、刻々と歳をとる自分への責任感。夫婦は友達の妊娠やブログの妊活情報に狼狽する日々を乗り越え、いつしかベビーを抱っこできる日がくるんだろうか?

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子宝温泉でプレッシャーをお湯に流す妊活モチベーション


子宝を授かることで有名な某所に行ってきました。


よく、妊活していると親や親戚から「子どもまだ?」って言われるから帰省したくない…なんて愚痴を聞きますよね。妊娠しないプレッシャーが積み上がれば精神的にもマイナスで、それこそ妊娠どころではなくなります。妊活のモチベーションアップには不妊治療と同等に精神的に安定しているかどうか?も、つくづく大事だと思います。

私は実母の3回の流産を経て結婚から7年目に出来た子ですし(ちなみに、弟が一人います)、旦那の兄弟も最近生まれたばかりだったり、身内で難産のため死産になったことがあったりして、「子どもはまだなの?」なんて聞かれることはありません。私たちの祖先は、なぜかしら子宝を授かりにくい家系のようです。

そんなわけで、家系的にも子宝に縁が遠いものですから、ここはひとつ〝神頼み〟と称して、子宝温泉へといってきたのです。妊娠するには医療的な不妊治療に加えて精神的に安心感をキープしているのが大事なんだそうで、神頼みも根拠はありませんが心理的に「ああ‥これで私にも赤ちゃんができるぞー」なんて、早く妊娠したいと追い込まれている自分を解放してあげるためにも良いことだと思います。

さて、赤ちゃんに近い場所‥子宝を授かることで有名だという栃尾又温泉に行って参りました。山奥にある古びた温泉宿なんですが、ここの温泉とすぐそばにあるという薬師堂は子宝が授かると評判なんだそうです。

樹齢400年と言われる子宝杉や大木に囲まれて栃尾又薬師堂があります。昔から、湯治のお客様は温泉に入っては、医者の神様である薬師様に病の回復を祈願しているとか…。また境内には『子持杉』『旦那婦欅(めおとけやき)』があり、このご神木を跨ぐと子宝に恵まれると言い伝えられています。

子宝杉は、根元のところで分かれた幹が、それぞれ両腕いっぱい広げても足りないくらいの太さでした。子持杉のすぐ近くに小さな薬師堂があり、妊活してる女性たちによるキューピー人形付きの絵馬や千羽鶴がたくさん奉納されていました。

「栃尾又温泉の効能は広く世間に知られている。薬師堂には薬師如来、日光菩薩、月光菩薩が祀られている。子宝に恵まれない旦那婦は薬師堂に祈願して温泉浴後に人の目に触れることなく子持ち杉をまたぎ通ると子宝に恵まれるという伝えがあり、薬師堂には何時も真新しいお札の人形が丁重に祀られてある」そして、すぐそばにはこんな事を書いた立て札が……。

薬師堂の扉の前でロウソクに火を点し、線香をあげてお鈴を鳴らしてお参りしようにも、すぐ近くを流れる川のせいか、備え付けのマッチはすっかり湿気ていてなかなか点火せず……やっとロウソクに火を点けて線香を取り出すと、線香がなぜかヘニョ?と曲がってくる……。湿気た線香ってああなるんですね……ダメ元でロウソクにかざしていたら、なんとかちゃんとできました。やれやれ。もし、これからここへお参りする予定がある方は、ぜひマッチとお線香は持っていったほうがいいかもしれません……。

では、子持杉を跨がせていただきましょうかと挑戦してみると、これがなかなか難しい!
隙間自体がけっこうスリムな人向けで、軽くS字になっているんです。しかも、一歩では跨げず足場を探ると、その幅が微妙に足の幅より狭くてがっちりハマっちゃうんです。健康体重をオーバー気味の私には、ちょっと厳しい試練でした

私が苦労してなんとかこなしたことを、旦那は軽々とやり遂げてしまいました。けっこうがっちり体型の旦那が何故?……なんと旦那は、私が足の置き場に困ってジタバタしたところを、たった一歩で跨いだのでした

とにかく神秘的なムード満点でした。まるで『もののけ姫』に出てくるもののけの森にいるみたいな気分。ここが子宝を授かると言われている場所だというのも頷けるような、なんていうのかな、天に近い感じがしました。

宿泊した施設も、料理がとにかく美味しい! しかも新潟県は米所なだけあって、ご飯がおかず無しでも食べられそうなほどでした。
妊活にプレッシャーはつきものです。神頼みの本当の利点は、はやくはやく妊娠しなければと焦る気持ちを和らげることにあります。神秘的な樹林の満ちあふれた生命力に抱かれ、スーッと肩の力を抜いてみることも大事ですね。なんだか、本当に子宝温泉に恵まれそうな気分になってきましたよ。
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